特別支援学校の音楽づくり
子どもが見つけた音でつくる楽しい授業
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ジャンル 教 育
判型 B5判・104ページ
発行 2024年9月
定価 2,200円(税込)
ISBN978-4-86342-375-6 C3037
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▶9月上旬より順次発送予定。
刊行までしばらくお待ちください。
好きな音を見つける 音をつなぐ みんなで重ねる
東南アジア発祥の竹楽器「トガトン」や「ボンゴ」「マリンバ」などの楽器だけでなく、
なんと、お仏壇の「お鈴(りん)」や「机」「調理用ボウル」をつかって、
音の世界に浸ろう。
特別支援学校の教諭としての経験を元に、
叩くと必ず音がでる「打楽器」で、
発達年齢にとらわれることなく、
正解も失敗もない音楽をつくる。
「音楽づくり」を通して、
子どもたちが表出する意思を読み取る指導力や子どもとの関係性づくりなど、
特別支援教育の本質を感じる。
CONTENTS
Part1 音楽づくりとは
特別支援学校での音楽づくりの意味
音楽づくりのねらい
音楽づくりの基本要素
音楽づくりの指導について
定番! 音に気持ちを向けるための活動
定番! 見つけた音をつなぐことを意識するための活動
Part2 音楽づくりの実践編
1 音を通して、人に気づく
2 音を出すことへの安心感
3 楽器じゃないものが楽器に!?─指揮者役を中心にみんなで楽しむ
4 不思議な音の世界で、偶然の音の響きを楽しむ
5 好きな楽器を見つけよう─発達段階に合わせた楽器
6 図形楽譜をつかって、自分たちの音楽をつくりあげる
7 自分の身体をうまく使って
Part3 音楽づくりの歴史的背景
Part4 特別支援学校の音楽授業に関するアンケート調査より
PROFILE
元 滋賀県立特別支援学校教諭
花園大学社会福祉学部臨床心理学科 講師