クリエイツかもがわ│京都で感覚統合・発達障害、認知症介護や医療的ケアなど福祉分野の出版。グラフィックデザイン・イベント運営をしている出版社です。

社会・福祉

現代のラディカル・ソーシャルワーク

岐路に立つソーシャルワーク

マイケル・ラバレット/編
深谷弘和・石倉康次・岡部茜・中野加奈子・阿部敦/監訳

現代のラディカル・ソーシャルワーク
  • ジャンル 社会・福祉

    判型 A5判・288ページ

    発行 2023年3月

    定価 2,640円(税込)

    ISBN978-4-86342-347-3 C0036

今やりたいソーシャルワクできていますか

格差は拡大し、貧困や排除の問題は深刻化、女性やLGBTへの差別や抑圧など……
これに対峙するソーシャルワークは、「効率的な」マネジメントに忙殺され、本来の役割を発揮できているでしょうか。
ソーシャルワークのあるべき姿は、
豊かな生活の展望と人間社会の確立を展望するには、
ラディカルな政治思想と活動に根ざしたソーシャルワークが求められています。
ソーシャルワーカーとは、その専門性とは何かを繰り返し問いかけ、多様な視点から徹底的に批判的検討。

CONTENTS

1章 1970年代における雑誌『ケース・コン』とラディカル・ソーシャルワーク
2章 最良で最悪の時代
3章 現代のソーシャルワークと女性への抑圧
4章 道化師のジョーク
5章 LGBTへの抑圧、セクシュアリティと現代のラディカル・ソーシャルワーク
6章 ラディカル・ソーシャルワークとサービス利用者
7章 なぜ今も階級が問題なのか
8章 国際ソーシャルワークか、ソーシャルワークの国際協力か
9章 ソーシャルワークにおけるラディカリズムと人間性の再発見
10章 スラム地域の再開発
11章 イージー・ケア・モデルに対抗する