専門職としての介護職とは
人材不足問題と専門性の検討から
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ジャンル 社会・福祉
判型 A5判・208ページ
発行 2023年3月
定価 2,420円(税込)
ISBN978-4-86342-350-3 C0036
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なぜ介護職の「専門性」は置き去りにされているのか
2000年の介護保険制度の導入以降、「介護の社会化」として、介護は社会全体で担うものとされてきているにもかかわらず、なぜ人が集まらないのか。
混沌とした歴史的な経過を整理しながら、業務の曖昧さと乱立した資格制度の現状を分析し、「介護職」の今後を展望する。
CONTENTS
第1章 介護人材獲得と専門性構築の矛盾
─ホームヘルパーに対する人材確保政策の経緯から
第2章 介護福祉士資格制度創設の経緯と専門性論の行方
—関係諸団体による働きかけの検討を中心に
第3章 介護職の専門性とは何か
—先行研究による議論の到達点から
第4章 介護職の資格制度
第5章 介護職の権限
第6章 労働条件と労働内容の変容
PROFILE
帝京平成大学健康医療スポーツ学部准教授。看護師。社会福祉士。介護支援専門員。