子ども・若者ケアラーの声からはじまる
ヤングケアラー支援の課題
2刷
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ジャンル 社会・福祉
判型 A5判・246ページ
発行 2022年3月
定価 2,200円(税込)
ISBN978-4-86342-325-1 C0036
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どのような子ども・若者が、
どのようなケアをしているのか、
私たちはあまりにも知らない
事例検討会で明らかになった当事者の声。子ども・若者ケアラーによる生きた経験の多様性、その価値と困難とは何か。必要な情報やサポートを確実に得られる社会への転換を、現状と課題、実態調査から研究者、支援者らとともに考察する。
「子ども・若者ケアラー」
長期に及ぶケアは、子ども・若者の現時点の生活だけではなく、将来の人生設計全体に計り知れない影響を及ぼすことから、切れ目ない、長期的かつ一貫した支援が必要であるという連続性を示す用語。
CONTENTS
第1部 子ども・若者ケアラーを取り巻く現状と課題
1 子ども・若者ケアラー支援の課題
2 日本における実態調査からみた子ども・若者ケアラーの全体像
3 障害児者のきょうだいの置かれた状況
4 子ども・若者ケアラーをめぐる京都市ユースサービス協会の取り組み
第2部 こうしてケアがはじまった
5 「私」を受け入れてくれる場所を探して
6 いま、自分と向き合う時
7 大変だった、それでもかけがえのない私のケア経験
第3部 ケアをする/しない
8 ケアより自分の人生を優先した子ども・若者ケアラー
9 自分で選ぶ、暮らしをつくる
PROFILE
斎藤真緒
立命館大学産業社会学部教授。専門は家族社会学。
濱島淑恵
大阪歯科大学医療保健学部教授。専門は高齢社会における介護、家族、ワークライフバランスなど。
松本理沙
北陸学院大学人間総合学部子ども教育学科講師
公益財団法人京都市ユースサービス協会
1988年設立。若者の成長につながる場づくりと支援活動を行っている。
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