子ども・障害のある人から見た明治150年
平和・自由・人権を
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ジャンル 社会・福祉
判型 四六判・178ページ
発行 2019年10月
定価 1,650円(税込)
ISBN978-4-86342-273-5 C0036
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日本は平和か?自由か?
生きる権利を認められているか?
社会的矛盾が集中しやすい、子どもと障害のある人の教育や福祉、生活に焦点をあて、明治以降の歴史をたどる。平和・自由・人権を大切にする未来を探る。
CONTENTS
序章 平和・自由・人権をキーワードに
第1章 明治維新から第1次世界大戦まで
明治維新の改革と近代化/自由民権運動と教育統制/帝国憲法体制と近代天皇制/日清・日露戦争と社会の変動/教育制度の拡充と整備
第2章 第1次世界大戦から
世界恐慌を経て日中・太平洋戦争へ
第1次世界大戦/大正デモクラシー/世界恐慌から日中戦争へ/日中・太平洋戦争
第3章 新憲法から朝鮮戦争を経て安保改定へ
占領軍のもとでの民主化と政策転換/日米安保体制の形成/勤評・安保の闘い/高度成長下の社会運動と教育
第4章 ベトナム戦争から構造改革・新自由主義へ
70年代、高度成長の矛盾の高まり/80年代、「戦後政治の総決算」/90年代以降、日米同盟の強化
第5章 21世紀を迎えて
「戦争できる国」へ/障害児教育の改革と障害者運動の高まり/第2次安倍政権のもとで/深刻化する教育問題/障害者差別の克服に向けて
終章 平和・自由・人権の21世紀に
PROFILE
鴨井慶雄
京都大学卒業。大阪市立盲学校教諭、大阪市立難波養護学校教諭を経て、大阪千代田短期大学副学長。全国障害者問題研究会副委員長、社福さつき福祉会理事長などを歴任。