予約商品)
排除と包摂の福祉社会
障害児者の発達保障に向けて
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ジャンル 社会・福祉
判型 A5・216ページ
発行 2025年5月
定価 2,860円(税込)
ISBN978-4-86342-390-9 C3036
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障害のある子ども・人が排除されない社会をどのように実現していくのか。
30代〜80代の多世代で、かつ、研究分野やバックグラウンドが異なる執筆者陣による、
歴史的経緯や文脈の分析と、新たな社会課題にキャッチアップするための方策が
「包摂社会」を実現する道筋になる。
CONTENTS
はじめに 刊行にあたって(黒田 学)
序章 排除と包摂、発達保障としての福祉コミュニティ(黒田 学)
Ⅰ部
第1章 障害のある子どもたちの教育からの排除と包摂 現在・過去、そして未来への歩み(藤井克美)
第2章 障害者権利条約の対日審査「総括所見」と特別支援教育の今と課題(清水貞夫)
第3章 障害のある子どもの居場所の開かれ方 放課後等デイサービスにおける疑似市場と利用契約に着目して(伊井 勇)
Ⅱ部
第4章 高齢障害者の生活と発達保障(武分祥子)
第5章 障害者施設設立を通じた包摂的な地域社会の形成 京都府北部における障害者の労働・生活施設「夢織りの郷」設立をめぐる住民運動(一井 崇)
第6章 障害者のモビリティ 包摂社会に向けた方策を考える(野村 実)
コラム 障害者の生涯学習の動向と課題(田中隆人)
コラム 外国にルーツをもつ障害児の親の困難(菱田博之)
コラム 障害のある人が働くこと(黒田 学)
終章 包摂の福祉社会を目指して(武分祥子)
おわりに(野村 実)
PROFILE
黒田学(くろだまなぶ)
立命館大学産業社会学部教授。専門は、障害者福祉、地域福祉。
武分祥子(たけぶさちこ)
飯田短期大学教授。専門は、社会学、老年看護学。
野村実(のむらみのる)
大谷大学社会学部講師。地域交通政策、社会学。
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