クリエイツかもがわ│京都で感覚統合・発達障害、認知症介護や医療的ケアなど福祉分野の出版。グラフィックデザイン・イベント運営をしている出版社です。

社会・福祉

まるちゃんの
老いよボチボチかかってこい!

丸尾多重子/監修
上村悦子/著

老いよボチボチかかってこい!
  • ジャンル 社会・福祉

    判型 A5判・184ページ

    発行 2023年3月

    定価 2,200円(税込)

    ISBN978-4-86342-343-5 C0036

老いの免疫力をアップしていきましょう!

兵庫県西宮市にある「つどい場さくらちゃん」。介護家族を中心に、さまざまな職種・立場の人が、「介護」をつながりに、いつでも集まって語り合い、笑って、泣いて「まじくる(交わる)」場として活動を続けて20年になります。
自身も母・兄・父を在宅で看とり、多数の相談を受けてきた著者・丸尾多恵子さん(通称まるちゃん)が、ある日突然、介護する側から介護される側に!
立場がかわってわかったことや感じたこと、老いを受け入れることの難しさ、大切さを語ります。

すいせん・長尾クリニック 長尾和宏先生

*NPO法人つどい場さくらちゃんは2024年3月末をもって活動を終了しました。

CONTENTS

元気印のまるちゃんが倒れる?
自慢できるほどの医者ギライ
ただ転倒しただけやん
患者の気持ち、代弁します!
このワタクシが介護認定? ほか

私が介護されるなんて
お風呂から出られへん! 5時間の入浴
高齢者の高齢者による救出劇!
「手術で性格の悪さも治してください」
車イスって風当たりがキツすぎる ほか

おひとりさまこそ仲間づくり
四人寄れば文殊の知恵?
縁が縁を呼ぶ仲間たち ほか

老いよ、かかってこい!
老いをドーンと受け入れよう
老いを見せ、書いて、伝えよう
老いの知恵をつけよう
介護され上手になろう ほか

慢性硬膜下血腫って?(長尾和宏医師)

さくらちゃん、もうすぐ20周年
介護のカナメは「人」と「行動」
知識があれば行動力もアップ
どんどん増やせホームホスピス ほか

PROFILE

丸尾多重子(まるおたえこ)
つどい場さくらちゃん元理事長。ヘルパー1級。著書に『親の「老い」を受け入れる』(長尾和宏氏との共著、ブックマン社)『ボケた家族の愛しかた』(長尾和宏氏との共著、高橋書店)など。
メール sakurachanmaru@bca.bai.ne.jp

上村悦子(うえむらよしこ)
コピーライターを経てフリー。介護、女性、子どもの問題を中心に取材し、「婦人公論」ほかに寄稿。