認知機能障害がある人の支援ハンドブック
当事者の自我を支える対応法
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ジャンル 認知症・高齢者
判型 A5判・232ページ
発行 2018年12月
定価 2,420円(税込)
ISBN978-4-86342-248-3 C0036
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認知機能障害・低下がある人の
理解と支援のあり方を
「自我心理学」の理論に裏づけられた対応法!
認知症のみならず高次脳機能障害、自閉症スペクトラム、知的障害などは、自立した日常生活を困難にする認知機能障害を招き、注目、注意力、記憶、場所の見当識や言語障害の低下を起こす。
これまで別々に議論、対応されてきたが、生活行為や行動の意識、認知機能に焦点を当てた革新的なケアと技能を提供する。
CONTENTS
Part1 変化の体験
Part2 認知機能障害がある人のケア ──自我を支える対応法
Part3 自我を支える対応法をさらに深めるために
Part4 家族と介護職員のための学習計画
<付録>認知症ケアのスーパービジョン
PROFILE
ジェーン・キャッシュ
老年学臨床心理士で元ローセンルンド病院老年医学科の主任臨床心理士。
ビルギッタ・サンデルとともに、老年臨床心理士として、ストックホルムを中心に保健医療サービス(精神医療、老年医学とくに高齢者ケア分野)で長年、実践を続けてきた。また、スウェーデン「認知症全国協会」の活動にも参加(副会長を長年務めた)、講演活動、介護職員や家族の指導・相談にあたってきた。家族や職員のためのハンドブックなど認知症ケアの著書も多い。
ベアタ・テルシス
フロョースンダ・オムソリィの認知症及び認知の専門家。
訓覇法子
日本福祉大学福祉経営学部・医療・福祉マネジメント研究科元教授。日本語の主書「スウェーデン人はいま幸せか」(NHKブックス)、「スウェーデン四季歴」(東京書籍)、「アプローチとしての福祉社会システム論」(法律文化社)、「実践としての・科学としての社会福祉:現代比較福祉論」(法律文化社)、翻訳書にパトリシア・チューダー=サンダール著「第3の年齢を生きる」(鳴海社)など。