認知症を生き抜いた母
極微の発達への旅
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ジャンル 認知症・高齢者
判型 A5判・180ページ
発行 2017年3月
定価 1,760円(税込)
ISBN978-4-86342-206-3 C0036
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団塊の世代に読んでほしい!
人間は生まれてから死ぬまで発達課題をもち、認知症になってさえ発達すると考える。
記憶をはじめ、さまざまな後退に抗い、悪戦苦闘しながら自分の世界を生きている──「極限の発達」と言えるのでは? 制度をうまく使い、家族と介護のプロが支え、伴走し、よいケアを行えれば、おだやかに、平和で愛情にあふれて生きることができる!
長年、仕事として、高齢者福祉の研究者として認知症に関わり、
母の介護の経験を通して5つの提案!
①本人の側に立って受けとめる
②支える制度の予備知識
③近隣の人に隠さず協力を得る
④施設入所を視程に入れる
⑤施設のよいケアは制度の下支えが必須
[もくじ]
第1章 老いの影
第2章 入院のイメージ
第3章 回復の日々
第4章 おだやかな暮らし
第5章 最後のたたかい
第6章 母の介護から伝えたいこと
PROFILE
安岡芙美子
全国老人福祉問題研究会運営委員
青い鳥なんでも相談室理事