手話通訳者
きこえない人へのまなざしと権利擁護
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ジャンル 手 話
判型 A5判・178ページ
発行 2025年4月
定価 2,420円(税込)
ISBN978-4-86342-389-3 C0037
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手話通訳者は、講演会で見かけたり、テレビ画面の端に映り込むボランティア精神の豊富な人?
手話通訳の半分は「きこえる人」?!
「きこえない」とはどういうことか、「きこえない人」とはどういう人か、手話通訳者とは何する人かを「きこえる」立場から考える。
CONTENTS
序章 手話通訳者は何をする人か
第1章 手話という言語
1 言語としての手話
2 手話という言葉の始まり
3 きこえないこととはどういう状態か
4 ろうあ運動と難聴者の社会運動
5 社会のなかの手話の変遷
第2章 手話通訳
1 手話通訳の始まり
2 手話サークル「みみずく」─手話を学ぼうと考えたきこえる人たち
3 手話通訳のあり方の議論
4 手話通訳に関わる制度
第3章 手話通訳者
1 手話通訳者の現場実践から
2 手話通訳者が共有する理念
終章 手話通訳の機能
1 情報保障支援機能
2 コミュニケーション支援機能
3 福祉的な支援機能
PROFILE
にしだあきこ
京都市出身。立命館大学大学院社会学研究科博士課程後期課程修了、博士(社会学)。立命館大学客員協力研究員。
京都手話通訳問題研究会、聴覚言語障害者の豊かな暮らしを築く京都市ネットワーク、男性介護者と支援者の全国ネットワークで活動。