子ども理解からはじめる
感覚統合遊び
-
-
-
ジャンル 保育・療育
判型 B5判・136ページ
発行 2019年6月
定価 1,980円(税込)
ISBN978-4-86342-260-5 C0037
-
子どもの気になる行動10タイプ別 支援と遊び30例
保育者(集団の遊びを考え演出するプロ)と作業療法士(個の行動と遊びを分析するプロ)がコラボして、保育現場で見られる子どもの気になる行動を、感覚統合のトラブルの視点から10タイプに分類。①その行動の理由を理解、②支援の方向性を考える、③集団遊びや設定を紹介。
CONTENTS
Part 1 感覚統合とは?
01 感覚統合理論とは?
02 感覚統合における3つの原則
03 感覚統合の基礎となる感覚
(1)触覚 (2)固有受容覚 (3)前庭覚
Part 2 保育活動 ─トラブル別感覚統合遊び
保育活動のページについて
01 子どもの特性は十人十色
02 Part 2に出てくる子どもの10タイプ
感覚の調整に関するトラブル
・感覚の調整に関するトラブルとは?
・感覚に起因する覚醒・情緒の問題
1 マイペースな ぼんやりタイプ(低反応)
2 刺激を欲する ガンガンタイプ(感覚探求)
3 不安になりやすい ビクビクタイプ
4 周りが気になる イライラタイプ(過反応)
感覚の識別・フィルターに関するトラブル
・感覚の識別に関するトラブルとは?
・感覚のフィルターに関するトラブルとは?
5 違いに気づきにくい わかんないタイプ(識別・フィルターの問題)
感覚に起因する姿勢・運動のトラブル
・感覚に起因する姿勢・運動のトラブルとは?
6 姿勢を保てない ぐにゃぐにゃタイプ(姿勢の問題)
7 身体の動きがおぼつかない ギコチナイタイプ(ボディイメージの問題)
8 手先が不器用な ブキッチョタイプ(微細運動の問題)
9 両手動作が不器用な 両手ブキッチョタイプ(両手の強調動作の問題)
10 動きを目で追えない どこいったタイプ(眼球運動の問題)
感覚統合のトラブル タイプ別「よく見られる姿」一覧
コラム
・豊かな感覚は豊かな脳を育む
・発達するとは?
・「ボディイメージ」について
・触覚体験と情緒の発達
・段階づけとは?
・「障害」はどこにある?
・「平等」と「公平」
・過剰に感覚刺激を取り入れる2つの理由
・偏食と過反応
・園でのビクビクタイプ⇄家でのイライラタイプ
・圧迫刺激と鎮静効果
・安心・安全を基盤にした活動へのチャレンジ
・マズローの欲求の階層
PROFILE
加藤寿宏
関西医科大学リハビリテーション学部(作業療法士)
高畑脩平
藍野大学医療保健学部作業療法学科(作業療法士)
萩原広道
大阪大学大学院人間科学研究科(作業療法士、公認心理師)
田中佳子
学校法人カトリック・マリスト会学園 登美が丘カトリック幼稚園(特別支援教育士)
大久保めぐみ
愛の園保育園 園長
関連書籍
-
-
乳幼児期の
感覚統合遊び - 1,760円(税込)