クリエイツかもがわ│京都で感覚統合・発達障害、認知症介護や医療的ケアなど福祉分野の出版。グラフィックデザイン・イベント運営をしている出版社です。

保育・療育

子どもと作業中心の実践OCP

作業療法ガイドブック

シルビア・ロジャー
アン・ケネディ・バー/編
塩津裕康・三浦正樹/監訳・訳

子どもと作業中心の実践OCP
  • ジャンル 保育・療育

    判型 B5判・388ページ

    発行 2023年1月

    定価 4,950円(税込)

    ISBN978-4-86342-338-1 C3047

子どもとOCPの教育・実践をサポートする 唯一の作業療法テキスト

最新の作業療法理論と研究に根ざした、エビデンスに基づく作業療法実践をガイド。子どもや家族の人生に貢献したいと願う全ての作業療法士・作業療法を学ぶ人に必読の書!

本書の特徴
●国際的評価の高い専門家チームによる執筆。
●各章とも最初に「はじまりの質問」で現在の理解を考慮し、最後に「ふり返りの質問」で重要ポイントを復習することで独学できる。
●ケーススタディ、重要ポイントの要約、ふり返りの質問、実践のガイドライン、評価ツールの紹介など、実践的な内容で臨床への応用をサポート。

CONTENTS

1章 子どもと作業中心の実践紹介
2章 作業中心の実践者になる
3章 子どもと家族中心のサービス提供
4章 文化的影響および子ども・家族と作業中心の実践
5章 子ども・家族と作業の目標設定
6章 子ども・青年の作業移行
7章 子どもの作業と参加の評価法
8章 日常作業遂行に対する認知オリエンテーション(CO-OP)
9章 知覚・想起・計画・遂行(PRPP)
10章 作業遂行コーチング(OPC)
11章 学校における作業中心の介入
12章 作業中心の実践:教室がクライエントの場合
13章 子どものレジャー参加の可能化
14章 アートと子どもの作業機会
15章 動物を介在した子どもと作業の結び付き支援
16章 子どもと作業中心の実践における意思決定

PROFILE

〈編者プロフィール〉
シルビア・ロジャー(Sylvia Rodger)

クイーンズランド大学名誉教授、Autism CRC 理事、オーストラリア勲章受章

アン・ケネディ・バー(Ann Kennedy-Behr)
サンシャインコースト大学 健康スポーツ科学部 作業療法学科講師・プログラムコーディネーター

 

〈監訳・訳者プロフィール〉
塩津裕康:中部大学 生命健康科学部作業療法学科 講師
1985年三重県生まれ。2008年に作業療法士免許取得後、2015年に川崎医療福祉大学大学院医療技術学研究科にて博士(リハビリテーション学)を取得。日本人で初めてInternational Cognitive Approaches Network (ICAN)から認定を受け、2020年に認定CO-OPセラピスト、2022年に認定CO-OPインストラクターとなった。 著書に『子どもと作戦会議 CO-OPアプローチ入門(クリエイツかもがわ)』などがある。

三浦正樹(みうら まさき):ボバース記念病院リハビリテーション部作業療法科 主任
1979年滋賀県生まれ。2002年に関西学院大学社会学部卒業、2006年に東名古屋病院附属リハビリテーション学院を卒業し作業療法士免許を取得。2006年より社会医療法人大道会森之宮病院に入職し、2018年の法人内異動にともない現職。「上肢機能の質的評価法(QUEST)」の日本語版訳者。 著書に『いちばんはじまりの本(クリエイツかもがわ・分担執筆)』などがある。