わかってくれるかな、子どもの高次脳機能障害
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ジャンル 発達障害
判型 A5判・136ページ
発行 2014年5月
定価 1,650円(税込)
ISBN978-4-86342-133-2 C0036
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実生活の格闘から見える
子どもの思い、親の痛み
困りごとって発達段階で変わってきますよね。その行動の背景に、なにがあるのかに目を向けると、障害によっておこる症状だけでなく、子どもの思いが見えてきます。
経験豊かな先輩ママと支援スタッフの手立ての工夫が満載。
症状と対応をまとめた入門書は出版されていますが、発達の視点で、困りごとと手立てをまとめたものは少ないのではないでしょうか。
本書では、医師、親御さん、特別支援コーディネーター、支援スタッフの執筆陣が、それぞれの豊富な経験から、子どもの成長にあわせて直面する出来事を具体的に取り上げています。
障害があってもなくても、子育てには迷いがあるもの。
子育て中のみなさんにヒントになる1冊です。
【編集委員】
穴澤芳子(ハイリハジュニア代表)
鈴木勉(高次脳機能障害者支援事業専門スタッフ)
中村千穂(ハイリハキッズ代表)
林田麻理子(特別支援教育コーディネーター)
廣瀬綾奈(千葉リハビリテーションセンター)
【もくじ】
はじめに(NPO法人日本脳外傷友の会理事長 東川悦子)
1 私たちは、こんな本を出したかった
・子どもの社会復帰は大人よりも過酷?
・急激な変化に脳は混乱している?
・疲れ果てた脳にとって眠りは最高の休息?
・子どもは成人以上に家族のかかわり方に影響される
・兄弟・姉妹も家族の一員として支えようとがんばっている
・登校は大人の出勤と同じ
・担当する教員が孤立せず学校全体で育てることの大切さ
・私たちが願っていること
2 子どもの高次脳機能障害を考える
・小児期発症の高次脳機能障害者支援は
成人期発症者支援から一歩出遅れていた
・高次脳機能障害の“行政的’定義
・高次脳機能障害として取り上げられる認知機能の障害
3 子どもの育ちを考える
4 高次脳機能障害をもつ子どもたちの行動特性
幼児期/小学校低学年/小学校高学年/
中学・高校生/青年期
5 家族会の活動
脳外傷友の会コロポックル/子ザルの家族会/
ハイリハキッズ/ハイリハジュニア/アトムの会/
みずほキッズプラス/高志キッズ/シェイキングハンズ
おわりに(国立障害者リハビリテーションセンター学院長
中島 八十一)
PROFILE
太田令子
千葉リハビリテーションセンター高次脳機能障害支援アドバイザー
関連書籍
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よくわかる子どもの高次脳機能障害
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なるほど高次脳機能障害
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ふたたび楽しく生きていくためのメッセージ〈改訂増補版〉
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