発達障害といじめ・暴力
自己肯定感を育む子ども集団づくり[現代の教育課題と集団づくり2]
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ジャンル 発達障害
判型 A5判・224ページ
発行 2008年8月
定価 2,200円(税込)
ISBN978-4-86342-005-2 C0037
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パニック、暴力、いじめを繰り返す発達障害の子どもたちへの指導のポイント20
並大抵でない学校現場の苦労。しかし、子どもは集団の中で理解され、「安心感と安全感」を得られたとき、大きな成長を遂げる。
小・中学校での実践と分析で成長の変化の到達点を考え、子どもや集団づくり、教育指導のポイントをわかりやすく解説。
■CONTENTS
第1部 高機能広汎性発達障害とは
第2部 実践編・発達障害といじめ・暴力
第1章 桃子との波乱の日々─桃子の苦しみと生きづらさ
パニックでしか表出できない生きづらさへの共感的理解を
1 桃子の問題をどう理解するのか?
2 母親との共同の困難さ
3 学校現場、教師はいったい何ができたのだろうか?
第2章 ふぶきのあした─ワタリの自立へのあゆみ
発達障害の子どもとのコミュニケーションの通路の創造
第3章 「キレる」子どもたちとの出会い
「パワーゲーム」を乗り越えて、相互尊重の関係を築
第4章 クラスの仲間とともに成長していく浩
第3部 高機能広汎性発達障害の子どもに対する教育実践の留意点
1 個別指導の課題
2 集団指導(「子ども集団づくり」)の課題
3 保護者との共同の課題
PROFILE
大和久勝
2005年3月まで東京都の小学校教諭。現在、大学講師、全国生活指導研究協議会常任委員、『生活指導』隔月刊編集長。