働く人と「ともに創る」作業療法
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ジャンル 社会・福祉
判型 A5・304ページ
発行 2023年11月
定価 3,300円（税込）
ISBN978-4-86342-361-9 C0036
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｢職業病」という社会課題に挑戦し
働く人とともに紡いだ「共創の物語」
臨床と教員を経験した島根県松江市出身の元廣惇と藤井寛幸が挑戦した、これまでのベンチャー概念を無視し、多くの方と事業を共創し、地方であることを強みとした作業療法の観点を社会実装する「地域共創型ベンチャー」。
｢ともに幸せな未来を描く」ビジョンで、健康経営の文化を創る！
CONTENTS
Part 1 地域共創型ベンチャー
これまでのキャリアを辿り、どういったきっかけで起業を志し、絶体絶命のピンチをどのように乗り越えたのか。
Part2 はたらく人たちと 「ともに作業療法を創る」
働く現場で「作業療法」という学問が、どのようにその価値を発揮するのか、考えや理論を体系的にまとめた。
Part3 研究・開発・教育で 「会社の幅と奥行きを創る」
「研究、開発、教育」などの領域と事業との接続、それを積極的に行っていく意味や意義について深める。
Part4 地域の共創者インタビュー
私たちとともに事業を「地域共創」した産官学のキーマンにスポットを当て、そのプロセスや意味を問い直す。
Part5 企業の「職業病」に どのように向かい合ったのか
顧客企業での健康経営の具体的な取り組みや導入までに至ったプロセスについて詳しく紹介。
Part6 作業療法のこれからの社会実装を考える（仲間知穂×元廣惇特別対談）
作業療法業界の社会起業家である仲間知穂さんと対談形式で「これからの作業療法」について熱く語り合う。
PROFILE
元廣 惇（もとひろ あつし）
1987年島根県生まれ。作業療法士免許を取得後、複数の医療機関で臨床業務を経験する。全国最年少30歳で作業療法士養成校学科長に就任したのち、株式会社Canvasを共同創業する。現在は同社の代表取締役、島根大学客員研究員、国内外の複数大学の非常勤講師、様々な機関の理事、学術誌および学会の査読委員などを兼任している。また、コンサルタントとして全国の会社、学校法人、個人など複数の顧客にかかわっている。 主な受賞歴として「Tokyo Design Week Award 2016」など。近著に『セラピストのキャリアデザイン』（三輪書店）。学術論文、学会発表、講演、メディア掲載多数。博士（医学）、認定作業療法士、国家資格キャリアコンサルタント。趣味は旅行、３児の父。
藤井寛幸（ふじい ひろゆき）
1988年島根県生まれ。作業療法士免許を取得後、回復期リハビリテーション病院で5年間臨床業務を経験。暮らしに寄り添ったリハビリテーションの可能性を広げるため、リハ部門開設の責任者として一般企業に入職する。自治体と連携し、予防医療に特化したプロジェクトを多数展開し、2018年には地域自主組織、作業療法士養成校と連携し、「地域のつながり」を活かした日本初の地域課題解決型授業を手がけ、後進の育成にも力を入れている。2021年より２年間、島根リハビリテーション専門職協議会の会長を務め、地域全体の専門性の質向上に貢献する。現在は株式会社Canvasの代表取締役として、様々な業態の企業にて健康経営支援を展開している。しじみ漁師、３児の父。
株式会社Canvas https://www.canvas.co.jp/
