認知症ケアのための家族支援
臨床心理士の役割と多職種連携
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ジャンル 認知症・高齢者
判型 A5判・168ページ
発行 2017年5月
定価 1,980円(税込)
ISBN978-4-86342-211-7 C0036
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経済・環境・心理的な苦悩を
多職種がそれぞれの専門性で
支援の力点を語る
「認知症という暮らし」は、夫婦、親子、兄弟姉妹、義理……さまざまな人間関係との同居。「家族を支える」ことは、多くの価値観、関係性を重視するまなざしである。
[もくじ]
Part.1 認知症の人を支える家族支援としての心理アセスメント
1 家族支援としての心理アセスメントのあり方
2 認知症の行動と心理症状(BPSD)のアセスメント
3 高齢者の運転免許について
4 医療同意能力評価について
Part.2 認知症の人を支える家族支援としての今日的応用実践
1 家族支援としての応用実践のあり方
2 地域臨床における家族会の役割と専門職に求められる支援
──フィールドワークからの考察
3 バイスティックの七原則を踏まえた家族支援のあり方
4 介護老人保健施設における家族会と介護者カウンセリング
5 介護老人保健施設における家族支援と心理職の役割
6 病院における家族の集いについて
7 認知症患者とその家族との関わりから学んだこと
──アウトリーチが出発点となった家族支援のスタンスについて
8 急性期総合病院の視点から
9 藍野病院における認知症家族教室の取り組み
Part.3 認知症の人を支える家族支援としての多職種連携
1 看護師の立場から
2 作業療法士の立場から
3 理学療法士の立場から
4 言語聴覚士の立場から
5 社会福祉士の立場から
6 精神保健福祉士の立場から
7 介護福祉士の立場から
8 介護支援専門員の立場から
9 成年後見人の立場から
PROFILE
小海宏之
若松直樹