花咲き夢咲く桃山の里
地域と歩む障害者福祉
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ジャンル 青年・成人期の障害
判型 A5判・224ページ
発行 2015年9月
定価 2,200円(税込)
ISBN978-4-86342-170-7 C0036
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わたしたちはこの町で、なかまと生きている。
京都府北部、京丹後の小さな田舎町にある「桃山の里」。
集まる職員はフツーの人たち。
ここに人を励ます何かがある。
丹後地域で5番目の施設としてスタートした1985年から30年間、地域とともにあゆみ、どんなに障害が重いなかま(利用者)とも正直に向きあって、
うれしいことや苦しいこと、怖いと感じたことも職員で共有する息の長い実践を続けている。
あらゆる障害のある人たちが地域であたりまえに働き、暮らす取り組みを、
ゆっくりとあきらめずに続ける姿は、現場で働く職員や家族、関係者を勇気づける。
【もくじ】
第1章 ここに生きている──実践レポート
四つ葉ハウス/チューリップハウス/だるまハウス
第2章 息づくもの──作業所のあゆみと障害者運動
よりよい実践は障害者運動にもつながる(山添博史)
過去から未来へ続く地下水脈(三木裕和)
第3章 つないだ手と手──桃山の里30周年によせて
[コラム]厨房/ヘルパーステーションももやま/カフェ こぴーぬ/ケアホームさくら荘/事務部/共同生活住居ほてい荘/なかまの自治会「あおぞら会」