楽しく生きる
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ジャンル 社会・福祉
判型 A5判・160ページ
発行 2015年3月
定価 1,650円(税込)
ISBN978-4-86342-159-2 C0036
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両手・両眼を失った
二重の障害との歩み、学び、その生き方
不自由さをかかえながらも、点字を得て希望を取り戻し、教師として教育や福祉の現場で活躍してきた著者。
二重の障害をおった彼の「楽しく生きるというのは、本来そんなに難しいことでもなければ、特別なことではありません」ということばに、立ち止まってみる。
序文…柳田邦男
第1章 人生を楽しんで生きる
私の好きなもの・五つのS
将棋の楽しみ
わが初恋のライオンズ
音楽の楽しみ
世界史の楽しみ
七草粥と節分の巻き寿司
とてもいい買い物をしました
良いこと聞いた「雨の動物園」
第2章 平和に生きる
平和と福祉の向上を目指して
戦争をしないことが人権の基礎
地震にワクワクはないでしょう
今おすすめの一冊
鉄道会社や放送局へ要請行動
第3章 自由に生きる
点字がもたらした光と自由
点字とテープ 教職への道
点字にロマンと市民権を
見えないことと見えること
第4章 友と生きる
音訳グループ「とも」との出会い
読書環境の劇的な変化に心から感謝
『点字民報』創刊五十周年を祝って
音楽教育に確かで大きな足跡
チャンさんのこと
PROFILE
藤野高明
1938年12月、福岡市生まれ。1945年4月、福岡市立高宮小学校に入学。1946年7月、不発弾爆発により両眼両手首を失う。1959年4月、大阪市立盲学校中等部2年に編入。1971年3月、日本大学通信教育部卒業。1972年4月、大阪市立盲学校高等部時間講師。1973年4月同校期限付き講師。同年9月同校教諭。1978年1月、『あの夏の朝から』出版。1993年9月、第11回鳥居賞(視覚障害者の教育・福祉・文化の向上への功績による)受賞。1997年から2001年まで全日本視覚障害者協議会会長。2002年3月、大阪市立盲学校退職。2002年12月、第37回NHK障害福祉賞受賞。
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